トライアスロンジャパン様はテレビ放送とオンラインストリーミングを通じて「日本トライアスロン選手権」の魅力を発信してきました。今回のライブ配信では、中継車で制作するテレビ放送向けのプログラム映像に加えて、遠隔地に設置したカメラの映像を組み込むことで、ライブ配信ならではの独自の映像制作を目指しました。一方で、ライブ配信専用にスイッチングや映像演出を同時に行うには、機材や人員の追加が必要となり、コストや運用面での負担が課題となっていました。
この課題に対し、映像のスイッチングや音声調整、CG表示などをブラウザ上で行えるクラウド制作プラットフォーム「LiveU Studio」を採用いただきました。配信用のスイッチャーや専用機材を追加で用意する必要がなく、ノートパソコンで運用できるため、機材を最小限に抑えた制作環境を構築しました。LiveU Studioは操作がすべてWebブラウザ上で統一されており、専門的な知識を必要とせず、直感的に操作することが可能になります。
大会当日、テレビ放送用のプログラム映像、バイクカメラ、バイク折り返し地点、ラン折り返し地点の4系統の映像を、それぞれLiveU Soloを使用してクラウド上のLiveU Studioへ伝送しました。
映像制作スタッフは2名で構成され、1名が映像の切り替えと音声調整を担当し、もう1名が周回状況や順位といった競技情報をリアルタイムで配信映像に反映するCG業務を担当しました。LiveUStudioの導入により、専用機材を追加することなく、少人数で複数カメラの切り替えやCG表示が可能になりました。 また、テレビ放送用の映像に配信専用の映像を追加することで、ライブ配信ならではの独自映像の制作を実現しました。
今回のライブ配信では、昨年まではお届けできなかった映像を配信に加えることができ、視聴者からも好評をいただきました。今回の取り組みを通じて、クラウド制作の有効性を確認することができました。今後は地方大会や他種目への展開も視野に入れています。
トライアスロンジャパン様より
LiveU Studioの導入により、複数のカメラ映像を柔軟に切り替えながら配信を行うことができました。これまで映しきれなかった場面や、より多くの選手の様子を届けられるようになり、ライブ配信ならではの魅せ方を実現できたと感じています。少人数でも運用できる点は大きなメリットであり、今後の大会における映像配信の可能性をさらに広げていけると感じています。
テレビ放送およびライブ配信の映像制作を担当したNHKグローバルメディアサービスのプロデューサーより